【fate槍弓】永遠にここで君を待つ16

タイトル:【fate槍弓】永遠にここで君を待つ16(完)
内容:FGOで『槍ニキが来たら槍弓小説書きます』と呟いたら、次の日に槍ニキが来た記念に、真冬のホラー体験をプレゼント。
四・五次弓騎士が兄弟設定の上、兄馬鹿なギルが居ります。

つづきからお読みください。


◆◆◆

かくして、悲劇で始まった物語は、無事に幸せな結末を迎えた。
その後のことになるが、エミヤと友人になったクーはなんだかんだありながらも、友好を深めていった。
ただ、クーの方はエミヤを友人としてよりも、恋人にしたいという思いが強いようで、兄であるギルガメッシュの妨害を潜り抜けながら、いつか告白してエミヤを手に入れようと頑張っている。
一方のエミヤは、無事に受験を突破し、ギルガメッシュとクーが籍を置く大学に進学した。
アーチャーの弟が同じ大学に来るということで当初は色々な懸念がされたが、入学して数か月も経つと、その天然人たらしでファンクラブが陰で発足するほどの有名人へと変化していった。
そして今日も、学食で名物となった光景が見られる。
「よう、エミヤ!今日も可愛いな!」
「おはよう、クー。いつも言っているが、男性に対して可愛いは誉め言葉ではないぞ」
「狗!貴様、誰の許可を得て、我の弟と口を聞いている!ええい、シロウの弁当は我の物よ!勝手に食うでないわ!」
「シロウ!この唐揚げは美味ですね!」
「アルトリア、まだ沢山あるから、そんなに慌てて食べなくていい。ああ、ディル、君も遠慮せず食べなさい」
「ありがとうございます、エミヤ」
アーチャー兄弟とクー・フーリン。そしてエミヤの同期で高校でも友人だったアルトリア。クーのバイトの後輩で、現在はエミヤと同じ学科に通うディルムットは、この大学でも屈指の人気を誇る。
それが、毎度仲良く昼食をともに取るのだ。
しかも、その昼食は、いつもエミヤお手製の5段お重。
見た目も味も一流とあって、たまにお零れを狙う輩も言うほどだ。
「あれ、クー。そのストラップどうしたんですか?」
「あ?」
エミヤの両隣をアルトリアとギルガメッシュに取られたクーが、しょんぼりとディルムットの横で食事を始めると、ディルムットに話しかけられた。
「ストラップは嫌いでしたよね?」
「嫌いじゃなくて、面倒な」
そう言って、クーは携帯に付けられた真新しいストラップを引き寄せた。
赤い組紐が付けられた、鮮やかな青い鈴は、振っても音がしない。
「手作りしてもらったんだよ」
「え、でもこれ音がしませんよ?壊れてません?」
「これで良いだよ」
そう言って、クーはエミヤを見て、分かるように笑みを深めた。
「『お揃い』だからな」
クーの言葉に赤くなった耳を隠そうとしているエミヤを見て、クーはこれは後もう1押しだなとほくそ笑んだ。

今度こそ幸せに。
永遠に、ここで君と待つ。


終わり



◆◆あとがき◆◆

終わったー!
ってわけで、我がカルデアに槍ニキが来た記念槍弓小説です。
来てくれたら書くよ宣言の次の日に槍ニキが来た時には、まじで笑いが止まりませんでした。
そんなに書いてほしかったのか、兄貴……。
ちなみに書き始めて、2体目の兄貴来ました。
書くよ、ちゃんと書いてるから!

零に出てくる儀式はエグ過ぎです。
特に裂き縄の儀式は完全なトラウマ。四肢爆散どころか五肢引き裂きって……(絶句)。
しかもそれ自体が封じる儀式じゃなくて、儀式に使う縄を作る儀式っていうんだから意味が分かりませんね(´・ω・`)。キリエェ……。

最初と最後に出てきた青い小鳥は『オオルリ』です。日本には春から秋にかけてくる渡り鳥さん。
コルリ、ルリビタキと共に、青い鳥の御三家の1つであると同時に、ウグイスやコマドリと共に日本三鳴鳥の1つでもあります。
民族学者は切嗣さんで、奥さんはアイリ、子供はイリヤのイメージで書いております。まったく反映されてないけどね!
幸せ衛宮一家も大好物ですよ。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
クーエミでまだまだ書きたいものがあるので、まだ次回会えることを願いまして。

カンナギ貴皇
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