Linguaggio dei fiori 20(アルファミ・デビフェリ)

※花言葉シリーズその二十
※デビフェリ
※ただの駄文


↓以下折り畳みからどうぞ↓

20 Nasturtium
馴染みのバールで、いつもの席に座り、コルトを飲む。
向かいにはスーツ姿のフェリチータが座っていて、カラマーレス・フリートスとカルネ・メチャーダ、温野菜が添えられたアイオリのタパスを食べている。
彼女は幸せいっぱいという表情で、美味しそうに皿を空けていた。
「おまたせいたしましたー、ナスタチウムのサラダです」
店員が追加のタパスをテーブルに1つ置く。
瑞々しい緑の葉と、鮮やかなオレンジ色の花が飾られたサラダだ。
「お花のサラダ?」
「ああ。ナスタチウムっていう品種で、エデイブルフラワーって言ったかなァ、確かケーキの飾りにも使われてる。葉もそうだが、花も食べられるハーブの一種さ。辛みがあるが、美味いぜ」
「辛いんだ」
フェリチータはじっとナスタチウムを凝視している。
「知ってるか、バンビーナ。ナスタチウムは、オマエの花でもあるんだぜ?」
「私の花?」
「6月18日の誕生花さ」
にやりと笑って言うと、フェリチータは驚いた顔をした。
「鮮やかな赤に、澄み渡った翠。なぁ、まるでオマエ自身のようだなァ、フェル?」
見せつけるように、殊更ゆっくりとナスタチウムの花を撫でる。
「…わ、私はお花じゃないよ」
「もちろん、知ってるぜェ。バンビーナは花じゃない、俺の大切なアマータだ」
「知ってるなら、良い」
真っ赤な顔で視線を逸らすフェリチータに、悪戯心が疼く。
「ナスタチウムも良いが、オレはもっと美味い物が食いたいなァ」
「ラザニアも注文する?」
「おいおい、バンビーナ。どっかのラザニア馬鹿思い出すから止めてくれよな」
分かってないフェリチータの手を取り、指に口付けを1つ。
「オレが欲しいのはオマエだけだ、フェル」
そのままフェリチータの指を軽く食みながら視線を上げると、真っ赤に染まった顔でフェリチータが固まっていた。
自然に口角が上がって行く。
「オマエを食わせてくれよ、なぁフェリチータ?」


ナスタチウム…愛国心、勝利。
デビトさん、自重して下さい。(むしろ私が自重しろ。)
フェリチータの誕生日6/18の誕生花の1つがナスタチウムです。
他にはヤナギ、タチアオイ、タイムも誕生花です。
コルト…少量のビール
カラマーレス・フリートス…イカリングのフライ
カルネ・メチャーダ…牛肉煮込み
アイオリ…ニンニクと油の合わせた調味料。温野菜とか肉とか魚とか添えられている。個人的にはジャガイモが一番美味い。

20という区切りの良い数字まで行きましたので、花言葉シリーズはこれにて終幕です。
ここまでお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
まだまだ書きたいことは一杯です。
新婚旅行(日本)とか、デビトが牧師でお嬢とは身分違いというif話とか、2人の子供の話とか…うん、本当に一杯あるよ。
書く時間と技量が足らん(´・ω・`)
まぁ、またの機会がありましたら、駄文にお付き合い下さいませ。
デビフェリ好き増えろぉぉぉぉ!!!!
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