Linguaggio dei fiori 01(アルファミ・デビフェリ)

熱が冷めやらず、アルカナ・ファミリア小説に手を出しましたww
デビフェリです。
花言葉を題材にした短編で、一応20話作りました。
無印、2、幽霊船のネタバレ含みます。
その内支部とHPに移動予定。

↓折り畳みからどうぞ↓


1 Heliotrope

「デビト、居る?」
暗く沈んだ室内に向けて声を掛けると、ベッドに座ったデビトが軽く手を上げて迎えてくれた。
リ・アマンティが、愛おしいという彼の思いを伝えてくれる。
『それは、香水か?』
「うん」
デビトの横に座り、両手で包んだ紫色の小瓶を見せた。
彼の体温が腰に周り、デビトの腕に抱きしめられる。
デビトの体温に包まれ、身体に残っていた緊張が消えていく。
「前に、デビトがくれたヘリオトロープ。とても嬉しかったから、残しておきたかったの」
デビトは目を見開いた後、柔らかい笑みを浮かべた。
彼の心を除くと『嬉しい』と『ありがとう』の気持ちで満たされていた。
『ずっと、お前だけを愛してる。俺のフェル』
「うん、私もあなただけを愛してるよ、私のデビト」
どちらともなく顔が近づき、口付を交わす。
体温を分け与えるように、想いを共有するように。
デビトが愛の証としてくれたヘリオトロープ。
小さな花束にされた紫、中心の小さな芯の黄、すらりと伸びた茎の瑞々しい翠、微かに香る甘いバニラのような香りに、デビトの姿が重なる。
彼は紫を好んでいて、とても綺麗な蜂蜜色と愛おしいカンランの瞳を持ち、魅惑的な香りをいつも身に纏っていた。
デビトは優しい。
そう言うと本人は否定するけれど。
その優しさで、彼自身を捨てさせてしまった。
彼の深い愛に何が返せるか。最近はその事ばかりが頭を過る。
返せるものは、本当に少ない。だからせめて、この愛が永遠に続く事を誓いたい。
どうか、愛よ、永遠に。

ヘリオトロープ…愛よ永遠なれ、献身的な愛、熱望
2のED3後のデビフェリです。
このEDの衝撃は凄かった…。思わずPSPを放り投げ、泣いたのは良い思い出です。

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